懐かしき未踏の森で A卓:導入
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| 見学者 | 見学者 |
session: WN-A-1 2017/08/26
>それでは改めましてこんばんは テル族限定シナリオ〈懐かしき未踏の森で〉GMのたか=ゆきです
>今日から数回の間よろしくおねがいします
>よろしくお願いしまーす
>こちらこそよろしくおねがいしまーす
>よろしくお願いします~~!
>こちらはいちおうガチ卓という扱いではありますが、まあ実際にはそれほど身構えなくても
>大丈夫なようになっていますので、まったりやっていきましょう
>まったり(横に資料集積み上げながら)
>まったり(資料集3冊セット完了)
>資料集はすぐに手に取れる位置にあるので問題なし
>今日は導入からになります
>最初にオープニングがあって、その後で個別導入のタイミングがあります
>この個別導入はそれぞれのプレイヤーさんに内容をお任せする形になります やるかやらないかを含め
>その後で全体の導入、ルール説明、の順番で進んでいきます
>個別か~~~
>できればやりたいかなー
>ぶっちゃけ何にも考えてなーい!
>ぼやっとしたイメージはあるんですけど具体的な内容までは出来てない感じです……
>内容についてはなんでもいいですよ
>今回の調査に参加することになったいきさつとか、準備している日の一コマとか
>あるいはソル・クラスタまで移動している飛空艇の中とか なんでもいいので
>全体導入はソル・クラスタの事務所に集まるところからなので、そこまでは自由です
>ならキルテは飛空艇の中で物思いに耽りたいかも
>琳華は、話を聞くところとかかな
>準備中のなでもふでいこう
>なでもふ
>なでもふ
>お別れはだいじ
>焔琳:やっぱり名前欄だけでも漢字にしよう
>焔琳:じこった
>そう略してきたか >焔琳
>ほむりん
>ほむほむ
>かわいいと思うですです ほむりん
>ほむりん
>ほむりん
>ほむりん
>かわいい
>かわいい
BGM:宵闇の花
from シェルノサージュ(ガスト, 2012)
Composed by 志方あきこ
Vocal/Chorus by 志方あきこ
from シェルノサージュ(ガスト, 2012)
Composed by 志方あきこ
Vocal/Chorus by 志方あきこ

――A.D. 3783 ソル・クラスタ――
惑星再生後、各地に残っていたテル族たちのコミュニティが繋がり、
種族としての新しい時代への対応を模索していた。
その中で、かつてのテル族の聖地であるシェスティネへ帰還する運動が起こる。

しかし、シェスティネは750年も前に壊滅した土地であり、
第三塔が存在した土地――消えた塔の代わりとなる町の建設が進んでいる場所でもある。

そこで昨年、フラウトを長とする調査団が派遣された。
フラウトはソル・クラスタの代表アカネと会見し、テル族の聖地の開発を止めるよう
要請したものの、聖地の具体的な場所が不明として拒否された。
位置さえ分かれば考えなくもないという含みを残して。

調査団はすぐさま聖地の探索を試みたが、失敗に終わる。
結局、少数の現地スタッフをソル・クラスタに残して帰還することになった。

それから半年が経とうとしていた。
ソル・クラスタ地表の開拓はその間にも進行し、状況は日に日に悪化しつつある。
危機感を覚えたテル族たちは、二度目の調査団として派遣するメンバーを
同族から広く募集し、聖地再発見の望みを託すことになった――

アルトネリコTRPG テル族限定シナリオ
懐かしき未踏の森で
wsyera nnatafaja sou stweini
懐かしき未踏の森で
wsyera nnatafaja sou stweini

――メタ・ファルス、インフェリアーレ クラスタニア臨時政府庁舎――
第三塔が消滅したのち、クラスタニアの――ソル・クラスタのと言い換えてもいいが――
政府は、大鐘堂の厚意によりインフェリアーレの一角を間借りする形で維持されている。
数年間だけ使用することを前提として作られた建物は、クラスタニア総統アカネの意向も相まって、
飾り気のかけらも存在しない非常に簡素なものである。
建物内では多くのレーヴァテイルに加えて、けして少なくない数の人間の職員の姿も見られる。
この日、総統執務室に隣接する応接室では、フラウトとアカネの一年ぶりとなる会談が行われていた。
BGM:雄偉の将
from 信長の野望 覇王伝(光栄, 1992)
Composed by 菅野よう子
from 信長の野望 覇王伝(光栄, 1992)
Composed by 菅野よう子

フラウト:「……それでは、条件を変えるつもりはないと?」
アカネ:「はい。我々としては、これが最大限の譲歩であると考えています。
再来年に予定されている新政府樹立に間に合うならば、その時点から
シェスティネに広範な自治を認める――これ以上の破格の条件はそうそうないと思いますが」
再来年に予定されている新政府樹立に間に合うならば、その時点から
シェスティネに広範な自治を認める――これ以上の破格の条件はそうそうないと思いますが」
フラウト:「心遣いは感謝する、が、シェスティネは我々テル族の聖地であるゆえ、
願わくばどうか寛大な処置を」
願わくばどうか寛大な処置を」
アカネ:「クラスタニアの文化に『聖地』は無かったものですから、
私がその価値を完全に理解しているとは言い難いことを承知で言わせて頂きたいのですが。
我々にも生活が懸かっています。開拓を遅らせることは今はまだ可能といえども、
帰還が本格化して人口が増えた場合はそれも難しくなるでしょう。
森林も、特に人間たちにとっては、貴重な資源なのですから」
私がその価値を完全に理解しているとは言い難いことを承知で言わせて頂きたいのですが。
我々にも生活が懸かっています。開拓を遅らせることは今はまだ可能といえども、
帰還が本格化して人口が増えた場合はそれも難しくなるでしょう。
森林も、特に人間たちにとっては、貴重な資源なのですから」
フラウト:「資源……!」
フラウトが言葉を詰まらせ、室内に緊張が走る。しかしアカネは無感情に言葉を続ける。
アカネ:「気分を害したなら申し訳ありません」
フラウト:「いや、こちらの話だ。
……伝承によると、シェスティネの歴史は、人間たちとの争いの歴史だった。
資源を求め、あるいは森を領有しようとする、人間の国との。
星の赦しを得たばかりの今、無益な争いはできるだけ避けたい」
……伝承によると、シェスティネの歴史は、人間たちとの争いの歴史だった。
資源を求め、あるいは森を領有しようとする、人間の国との。
星の赦しを得たばかりの今、無益な争いはできるだけ避けたい」
アカネ:「その点には同意します」
理解して言っているのか、それともただ字面通りに解釈しているのか。
やや脅し含みともとれる言葉に対して平然と即答するアカネに、フラウトは思わず唸り声を上げる。
やや脅し含みともとれる言葉に対して平然と即答するアカネに、フラウトは思わず唸り声を上げる。
フラウト:「…… ならば、対等な立場で共存できるための土台を頂きたい。
それはできれば我々の聖地であるシェスティネであってほしい。
これがテル族としての自然な要求であることは、どうか理解してもらえないだろうか」
それはできれば我々の聖地であるシェスティネであってほしい。
これがテル族としての自然な要求であることは、どうか理解してもらえないだろうか」
アカネ:「現状では対象とする範囲が不確定かつ広すぎて、我々の生存にも支障が出かねません。
なので聖地の場所の特定、聖地の証明や以前テル族の方々が住んでいた証拠によって範囲を絞ってほしい。
ソル・クラスタの代表としてこれは自然な要求であることも、理解してほしいですね」
なので聖地の場所の特定、聖地の証明や以前テル族の方々が住んでいた証拠によって範囲を絞ってほしい。
ソル・クラスタの代表としてこれは自然な要求であることも、理解してほしいですね」
フラウト:「……」
アカネ:「まだ期限までには猶予があります。その時までに場所を特定できればそれで良し、
そうでなかった場合はその時に改めて話し合いましょう」
そうでなかった場合はその時に改めて話し合いましょう」
しばらくして会談は終わり、両者とも応接室の外に姿を現した。
フラウトはやや憔悴しているように見える。待機していた女性が一人、彼のもとに近づく。
フラウトはやや憔悴しているように見える。待機していた女性が一人、彼のもとに近づく。
フラウト:「残念だが収穫無しだ。ミスミ、あとで連絡を頼む……」
BGM:風標
from アルトネリコ3(バンダイナムコゲームス/ガスト, 2010)
Composed by 伊藤賢治
Vocal/Chorus by 井上あずみ
from アルトネリコ3(バンダイナムコゲームス/ガスト, 2010)
Composed by 伊藤賢治
Vocal/Chorus by 井上あずみ
*アルシエル上空 ソル・クラスタへ向かう飛空艇*
飛空艇の中。僅かな振動を感じながら、彼女──
イム・フェーナの外交官キルテケルテは、窓から見下ろせる大地を眺めていた。
イム・フェーナの外交官キルテケルテは、窓から見下ろせる大地を眺めていた。
キルテケルテ:(……少し前までは、死の雲海が広がるばかりだったこの空。
既に緑の大陸は、この世界の新たな常識となりつつある)
既に緑の大陸は、この世界の新たな常識となりつつある)
ひととき、彼女は目を細める。
此度の渡航の目的は、シェスティネ調査団に参加し、この聖地を見つけ出す一助となること。
此度の渡航の目的は、シェスティネ調査団に参加し、この聖地を見つけ出す一助となること。
キルテケルテ:(いずれはこの緑も、開拓され、侵略され、人の文明が覆いつくすのでしょう。
……放っておけば、シェスティネも)
……放っておけば、シェスティネも)
キルテケルテは想起する。テル族の聖地──シェスティネの歴史を。
御伽噺として聞かされ、今現実を纏って現れたその場所を。
御伽噺として聞かされ、今現実を纏って現れたその場所を。
キルテケルテ:(世界は急ぎ足。歴史は繰り返す。だが、それは今ではない)
彼女は再び、大地を見下ろす。第三塔跡地の影が、既に見え始めていた。船は緩やかに下降している。
キルテケルテ:(私が調査に参加することに、政治的な意味が無いわけではない。
だけど、一番の意義は──私の希望だ。必ず、必ずや、シェスティネをこの手で。
そして、我らテルの根源というものを、私もこの肌で感じてみたい。そして──
私の目が青いうちは、受難の伝承は伝承のままにしてみせよう)
だけど、一番の意義は──私の希望だ。必ず、必ずや、シェスティネをこの手で。
そして、我らテルの根源というものを、私もこの肌で感じてみたい。そして──
私の目が青いうちは、受難の伝承は伝承のままにしてみせよう)
キルテは決意を新たに漲らせ、手持ち無沙汰に荷物を弄び始めた……
>……と、こんなあんばいで……!
>ありがとうございます!
>かっこいい!
>88888888888
>というかクオリティ高すぎィ!
>かっこよかった……!
>すごい……
>しゅごい……
>感嘆のため息しか出ない
>やったぜ
BGM:雫
from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
Composed by 阿知波大輔
from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
Composed by 阿知波大輔
調査団に志願して、迎えの飛空艇が訪れるまでの間。シーファは荷造りの準備を進めていた。
シーファ:『出てる間、代わりに世話してもらう人も見つけたし、注意事項とかもメモは残した……』
草を食む牝牛をそっと撫でる。その胎には新たな命が宿っている。
会話が成り立つほど意識はできあがっていないが、それもそう遠くはないだろう。
会話が成り立つほど意識はできあがっていないが、それもそう遠くはないだろう。
シーファ:『ガルツベルンさんに交渉して、必要そうな道具を見繕って……うん、大事。せっかく、お手伝いができるんだから』
大地が晴れて、誓約が交わされて、きっと世界全体が変わっていく。隔絶された島にあっても同様に。
シーファ:『それから……』
撫でる手はそのままに、握った左手を開く。そこには二つの青い石。
シーファ:『ルッケン、サイハ。砕かないで済むならそれが一番いいけど、でも、いざとなったら……』
再び手を握れば石の触れ合う音と、硬くおだやかな想いが伝わってくる。
いつの間にかこちらを見つめていた牝牛に一言『大丈夫』と返し、ガルツベルンの店へと足を向ける。
おそらく彼は待ちかねていることだろう。頭上に広がる暗い空にはいつものように星が瞬いていた――
いつの間にかこちらを見つめていた牝牛に一言『大丈夫』と返し、ガルツベルンの店へと足を向ける。
おそらく彼は待ちかねていることだろう。頭上に広がる暗い空にはいつものように星が瞬いていた――
>ほんとに名前が付いてた
>なるほど石の名前か
>石を砕くのと屠殺は同レベルだよ!
>つらい
>だっておんなじ命だから!!!
>砕かずにすむようにしたいというPL心
>オープニングからごりごりさせようかとも思ってた低周波PL
>ごーりごーり
>研磨剤になりそう(?
>白い方じゃないから……w
>青い研磨剤
>おぉおおおこれうわぁあああどうしよう
>みんなすごいのぅ
>これをほぼアドリブでやっているわけだからレベルの高さがすごい
>アドリブとは思えないw
>最後って一番プレッシャーかかるよね
>穏やかな世界 すき 牧場物語
BGM:ササゲウタ
from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
Composed by 阿知波大輔
from アルトネリコ(バンプレスト/ガスト, 2006)
Composed by 阿知波大輔
調査団に志願した琳華は、地上の空を仰ぐ。未だ、「空」というものに彼女は慣れることができない。
琳華:「……天井がないって、変な感じ」
生まれたときから地下暮らし。低い天井に親しみ、鉱物の煌きを楽しんでいた琳華にとって、
空はあまりにも遠く……憧れの夜空は、美しいものだった。
空はあまりにも遠く……憧れの夜空は、美しいものだった。
琳華:「あれが、天中星。あっちが、那由他羅、六冠、蒼天帝……知楽、星ってあんなに小さかったんだね。
うふ、ふふふふっ……うん、泥路様、琳華は今、お外が見れてとっても楽しいです」
うふ、ふふふふっ……うん、泥路様、琳華は今、お外が見れてとっても楽しいです」
琳華の隣には彼女の護であるフクロウが一羽、慣れた顔で「ほー」と鳴いてるだけである。
琳華:「あのね、シェスティネを見つけるの、とっても楽しみなのよ。
琳華たちは、責任を取らなきゃいけないから、大事なことだってわかってるんだけど。
他の塔の妖家の人って、どんな人なんだろうね?
ふふ……おうちにあった本みたいに、シェスティネが見つかったらね、ダイアンサスを植えるのよ」
琳華たちは、責任を取らなきゃいけないから、大事なことだってわかってるんだけど。
他の塔の妖家の人って、どんな人なんだろうね?
ふふ……おうちにあった本みたいに、シェスティネが見つかったらね、ダイアンサスを植えるのよ」
誰ともしれない相手へ向かって、楽しそうに琳華は独り言を続ける。
それは、風が肌寒くなる夜遅くまで続いた。
それは、風が肌寒くなる夜遅くまで続いた。
>なんか受信してるw
>ゆんゆん
>神の電波を受信する
>みなさん参加するにあたってそれなりの想いがあるようで
>ふははは 気持ちは「人間……立ち去れ……」って感じのハイエルフだ
>www
>てかそのセリフはわりと堕ちフラグのような気もしないでもない
>タチサレ……
>贖罪のためにガンバる巫女のはずなんだけど緊張感がない
>緊張感はまあ……クライマックスになったら嫌でも出てくるのでは
>ぴえー
>楽しみ
BGM:名もなきかの地へ
from エスカ&ロジーのアトリエ(ガスト, 2013)
Composed by 阿知波大輔
from エスカ&ロジーのアトリエ(ガスト, 2013)
Composed by 阿知波大輔
――ソル・クラスタ地表の町 シェスティネ調査団現地事務所――
<1日目・朝>
ソル・クラスタに到着した調査団のメンバーは、まだあちこちで建設工事が進行中である町の
中心街から少し外れた場所にある一軒家――ここが現地事務所である――に集まった。



